1) 印象的な風景・前編
 
 
股関節や膝関節の人工関節置換術などの手術後の患者さんが多い、リハビリテーションセンターの食堂。同じ椅子ですが、椅子の高さが少しずつちがいます。通常の椅子からでは立ち上がりが困難な方への配慮です。椅子は同じで座面高さだけ変えているので違和感はありませんし、どの施設にもテーブル上に花やキャンドル、クロスがあってレストランのような雰囲気ですが北欧では普段どおりのしつらえなのです。
どこの施設も、廊下には絵、椅子、グリーンは3点セットのようにおかれています。ギャラリーのように、楽しみながら絵を見て歩いたりちょっとベンチで休憩したり。椅子には立ち上がりが困難な方のためにこんな工夫もしてありました。 見た目の印象もよい木製の補高です。  
高齢者施設の利用者居室。
絵、照明器具、ベッドカバー、一人掛け椅子、カーペット、
クッション、花、家族の写真・・・・・
施設の中に、普通の暮らしがあります。
もうすぐ、お茶を飲みながらの朗読会がはじまるそうです。青いテーブルクロスにひきつけられました。キャンドルも、お花もティーカップやポットにもポイントでブルーが使ってあります。テーブルコーディネーターが準備したわけではありません。見学している私も、参加したくなったほど!
こんな雰囲気づくりが利用者の意欲を引き出すのだと思います。
痴呆棟の談話室でくつろぐ入所者の方とスタッフ。とてもリラックスした雰囲気。時間がとてもゆっくりと流れている感じが伝わりますか?
注目したいのは、スタッフの座り方。日本の施設で、こんなにくつろいで入所者とお話するスタッフをみたことはありませんでした。共にいるということ、ただそれだけで、どんなに入所者の方を安心させるケアになることでしょう。
 
 
 
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